【賢さとだまされやすさ】をマンガで見る_1539

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だいたいこんな話
3人の学生が農夫をだまして雌牛をヤギだと信じさせ、安く売らせる。
だまされた農夫は仕返しに、酒場で支払いを済ませておいてから学生たちを食事に招待する。
そして支払いをする代わりに帽子を3回まわす。
酒場の主人は、支払いは済んでいるという。
学生たちは帽子を高い値段で買い、使ってみようとしてペテンに気づく。

【賢さとだまされやすさ】の話型をマンガで見る

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1:3人の学生が、農夫を言いくるめ、農夫の雌牛はヤギであると信じさせる。それで農夫は雌牛を安く売る。
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2:だまされた農夫は、あらかじめ3軒の酒場で支払いをしておいて、学生たちを食事に招待する。支払いをする代わりに農夫は、帽子を3回まわす。すると酒場の主人は、支払いは済んでいるという。
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3:学生たちは帽子を高い値段で買う。そして使ってみようとしてペテンに気づく。(中央ヨーロッパの諸類話はここで終わる)
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4:学生たちが仕返しに戻ってくると、農夫は死んだふりをする。農夫の妻(時として学生たち)が、杖で農夫を生き返らせる。
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5:学生たちは自分の妻(母親)を殺すが、生き返らない。学生たちは農夫を溺れさせるために袋(樽)に詰めるが、農夫は通りかかった牧夫と場所を交換する。
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6:農夫は、海の底で牛の群れを見つけたふりをして、欲張りの学生たちをそそのかし、海に飛び込ませる。

一部の類話では

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1:南ヨーロッパと東ヨーロッパの諸類話では、農夫は説得されて、よりいい値段で売るために、動物の角と耳としっぽを切り落とす。
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2:南ヨーロッパと東ヨーロッパの諸類話では、冒頭で動物の角などが切られた後、農夫はコインをロバ(馬、雌牛)の肛門に突っ込むか、コインをロバのふんに混ぜる。農夫は、黄金を産む動物だといって、そのロバを売る。(そしてそのロバは2週間か40日間小屋に放置しておかなければならないという。ロバは死ぬ。)
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2:一部の類話では、農夫は不思議とされる品々、例えば、伝令をする穴ウサギ、自動で料理をつくる鍋、黄金を掘り当てるつるはし、必ず標的に当たるライフル、自動で進むそり、を敵対者に売る。または、農夫はラテン語の話し方を教えてやると彼らに約束し、彼らの舌を切り落とす。
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2:一部の類話では、最後に農夫は生き埋めにされる。敵対者たちが墓に物を盗みに来ると、農夫は彼らに焼き印を押す。または彼らの性器(鼻)を切り落とす。

バリエーション

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1:杖で農夫を生き返らせる。(または、農夫は腸詰用の腸に血を詰めて、それを妻の服の下に結び付け、彼女を殺すふりをする。農夫は妻を「魔法の棒」(笛、バイオリン、ナイフ)で生き返らせ、その棒を学生たちに売る。)

データ

話型カテゴリ 笑話と小話>男に関する笑話>賢い男
話型No. 1539
話型タイトル 賢さとだまされやすさ
一般的なタイトル
文献資料など
日本に類話は? ある

登場者のバリエーション

3人の学生(肉屋、ならず者)
農夫(愚か者、トリックスター)

アイテムなどのバリエーション

農夫の雌牛(ロバ、ラバ、雄牛)
ヤギ(メンドリ、ロバ)
帽子を3回まわす(帽子でテーブルを叩く、帽子を床に投げる、ベルを鳴らす)

ほかの話型との組み合わせ

特に、1535、1551、および、1000、1004、1240、1382、1525A、1525D、1528、1542、1685、1696

このエピソードふう笑話は、さまざまなよく知られた、交換可能な場面で構成される(それらの場面はしばしば1535に属する)。したがって、この話型には明確な境界がない。

※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります

参考文献(出典)

国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所