【動物婿】をマンガで見る_0425A

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だいたいこんな話
様々な導入部のエピソードが共通した主部に結びつく。
 
主部:
若い妻が花婿の動物の皮を焼くと、夫は去る。
若い妻は長く困難な探索の旅に出る。
そして妻は夫に別の花嫁がいることを知る。
妻はメイドとして仕え、旅の途中で手に入れた貴重な品々と「夫の傍らで3晩過ごす」ことを交換する。
2晩は夫は睡眠薬で眠らされているが、3晩めは睡眠薬を飲まずに起きていて、本当の妻を思い出す。

【動物婿】の話型をマンガで見る

導入部が4つほどある。

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1:1:末娘が父親にバラを旅の土産に頼む。父親は野獣の庭でバラを見つけるが、バラをやる代わりに娘を野獣に与えると約束しなければならない。父親が別の娘を行かせてみるが無駄である。
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2:2:(両親の軽はずみな望みによって)動物息子が生まれる。動物息子は姫を妻に要求し、難しい課題を成し遂げる。姫は動物息子と結婚する。
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3:3:少女が、動物婿と婚約させられるか、結婚することに同意する。
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4:4:その他の理由で、少女は動物の夫といっしょに夫の城に住んでいる。夫は夜の間は美しい男になる。

主部
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5:若い妻が(しばしば親族の女性の勧めで)花婿の動物の皮を焼く。夫は去る。
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6:若い妻は(鉄の靴をはいて)長く困難な探索の旅に出る。途中、太陽、月、風、星々に道を教えてもらい、贈り物をもらう。
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7:若い妻は(時としてガラス山に登って)遠く離れた花婿の住まいに着く。妻は夫に別の(超自然の)花嫁がいることを知る。
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8:妻はメイドとして仕える。そして旅の途中で手に入れた貴重な品々を、夫の傍らで夜を過ごすことと交換する。
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9:1晩目、2晩目は夫は睡眠薬を飲まされて眠ったままで、妻が何をいっても聞こえない。
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10:3晩目には夫は睡眠薬を飲まず、起きていて、妻を本当の花嫁だと思い出す。

バリエーション

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1:花婿の動物の皮を焼く(夜に夫を見る、またはろうそくのろうでやけどをさせる、または夫の秘密を明かす、または別のやり方で夫の魔法が解けるのを邪魔する)

参照:話型 430、432、441、425C、313

データ

話型カテゴリ 魔法昔話>超自然の、または魔法にかけられた妻(夫)またはその他の親族>夫
話型No. 425A
話型タイトル 動物婿
一般的なタイトル
文献資料など
日本に類話は? ある

登場者のバリエーション

娘(家についたときに父親が最初に出会う者)
太陽、月、風、星々(助けてくれる老人たちや動物たち)

アイテムなどのバリエーション

貴重な品々(金の紡ぎ道具、宝石、上等のドレス、など)

ほかの話型との組み合わせ

特に、300、301、313、402、425、425B、425C、425E、432、433B、441
 
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
 
※話型425Aと425Bには多くの構造的な類似性があり、しばしば類話がどちらに属するか明確に特定できない。話型425Aに不可欠なのは「妻による探索と贈り物」「買った夜」のモチーフである

参考文献(出典)

国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所