【魔女の息子】をマンガで見る_0425B

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だいたいこんな話
若い女が超自然の花婿と結婚するさまざまな導入部が、共通した主部に結びつく。
花婿は魔女の息子であるか、または(昼間は)動物である。
 
主部:
若い女は禁令を破り、夫が去る。
若い女は夫を探しに出かける。
花嫁が夫の母親(魔女)の家に来ると、魔女は難しい課題を出す。
花嫁は花婿の助けで課題を成し遂げる。
花嫁は魔女の姉妹のところから小箱を取ってこなければならない。
花婿の助言でこれも成し遂げるが、小箱を開けることを禁じられる。
花嫁が禁令を破ると、花婿が助ける。
花嫁と花婿は再び結婚するか、呪的逃走で逃げる。

【魔女の息子】の話型をマンガで見る

導入部がいくつかある。花婿は魔女の息子であるか、または(昼間は)動物である。

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1:1:父親に旅のお土産に頼んだ物のために、若い女が花婿と結婚させられる。
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2:2:花婿は難しい課題を成し遂げる。
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3:3:若い女がハーブを引き抜き、花婿の地下の城を発見する(風が女をそこへ運ぶ)
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4:4:若い女は別の方法で花婿を見つける。

主部:
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5:若い女は禁令を破り、花婿は去る。(花婿は去る前に指輪や羽根などのしるしを授ける)
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6:若い女は(鉄の靴をはいて)花婿を探しに出かける。
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7:花嫁が花婿の母親(魔女)の家に来る。魔女は花嫁を食べないと誓う。魔女は難しい課題を花嫁に課す。花嫁は花婿の助けでその課題を成し遂げる。
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8:若い女は、魔女の姉妹のところから小箱を取ってくるために危険な旅に出なければならない。花婿の助言で障害を乗り越え、小箱を手に入れることができるが、小箱を開けることを禁じられる。
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9:花嫁が禁令を破ると、夫が助ける。
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10:花婿と魔女の娘の結婚式のとき、若い女は10本の火のついたろうそく(たいまつ)を持たなければならない。花婿は彼女がやけどをしないように守る。
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10:若い女は再び花婿と結婚するか、2人が呪的逃走(変身による逃走)で逃げる。

一部の類話では

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1:若い女は(3人の)求婚者に魔法をかけ、彼らを戦わせる。

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2:女のデーモンが若い女に、不可能な課題を達成することを要求する。若い女は自分を殺すように書いてある手紙を別のデーモンのところに持っていかなければならない。
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2:オオカミの助けで若い女は危険から逃れる。お礼にオオカミは魔法を解かれる。オオカミは王子になり、若い女と結婚する。

バリエーション

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1:難しい課題(大量の穀物を選り分ける。すべての種類の鳥の羽根をマットレスに詰める。黒い羊毛を洗って白くし、白い羊毛を洗って黒くする。家を掃き掃除して、掃かれていないままにする。

参照:話型 425A、1183、313、875、408、480、930、428

データ

話型カテゴリ 魔法昔話>超自然の、または魔法にかけられた妻(夫)またはその他の親族>夫
話型No. 425B
話型タイトル 魔女の息子
一般的なタイトル
文献資料など 『 変身物語(metamorphoses)』
日本に類話は? ある

登場者のバリエーション

女のデーモン(魔女)

アイテムなどのバリエーション

ほかの話型との組み合わせ

425A、425C、425E、433B、857
 
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
 
※話型425Aと425Bには多くの構造的な類似性があり、しばしば類話がどちらに属するか明確に特定できない。話型425Bに不可欠なのは、小箱を求めての旅で、第二の魔女の家の訪問を必然的に伴う。

参考文献(出典)

国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所