【恩に報いる死者】をマンガで見る_0505

マンガイラストが準備できてないことを知らせるイラスト

だいたいこんな話
導入部は1つ。
主部がいろいろある(男が姫と城を手に入れる)。
結末も非常に似ている。

【恩に報いる死者】の話型をマンガで見る

導入部:

画像1
1:旅の途中、男は死体を目にする。お金を貸していた人たちはその死体を埋葬せず、ひどい扱いをしている。男は死体の借金を払い、埋葬に自分の有り金を全部使う。
画像2
2:後に男は、そのことを感謝した死者に会う。死者は旅の道連れ(お爺さん、召し使い)の姿で、2人のもうけをすべて分けるという条件で、男を助けようとする。

主部1:

画像3
3:男はさらわれて奴隷にされた姫を買い戻し、結婚する。
画像4
4:男が外国に行っている間に、姫の父親は、娘の紋章が刺繍された船の帆に気づき、娘が生きていることを知る。
画像5
5:男が妻を連れに戻ると、妻は父親の廷臣の1人にさらわれた後であった。
画像6
6:男は妻を探す旅に出る。そして旅の道連れは、男が妻の父親の宮殿に戻るのを手伝う。そこで男は、自分が姫の夫であることを明かし、花嫁を連れ戻す。

主部2:

画像7
7:男は強盗たちから若い女を救う。船で帰る途中、男は恋敵に船外へ放り出されるが、旅の道連れに救われ、姫のところへ連れて行かれる。
画像8
8:男は指輪で、またはその他の方法で、姫を強盗たちから救ったものだと認識される。恋敵は正体を暴かれ、罰せられる。

主部3:

画像9
9:旅の道連れはすばらしい馬を男に調達する。
画像10
10:馬上試合が行われ、その勝者は姫と結婚することになっている。男は姫を得る。

結末:

画像8
8:旅の道連れは、自分の取り分を求め、姫(彼らの赤ん坊)を分けようとする。
画像9
9:男が姫を救おうとして王国すべてを差し出すと、旅の道連れは、自分は感謝している死者であることを明かし、自分の要求は単に誠実さのテストだったといい、姿を消す。

一部の類話では

画像1
1:恩に報いる死者は聖者で、ひどい扱いを受けている聖者の肖像画を主人公が買い戻したので、主人公を助ける。

参照:話型 507

データ

話型カテゴリ 魔法昔話>超自然の援助者
話型No. 505
話型タイトル 恩に報いる死者
一般的なタイトル
文献資料など 聖書外典の「トビト記」、マドレーヌ・アンジェリク・ド・ゴメズ(Madeleine Angélique de Gomez)の『ジャン・ド・カレーの物語(L’Histoire de Jean de Calais)』、『騎士の忠誠(Rittertreue)』
日本に類話は? ある

登場者のバリエーション

 

アイテムなどのバリエーション

 

ほかの話型との組み合わせ

300、301、306、307、326、400、531、550、551、580、857

※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります

参考文献(出典)

国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所