【1つ眼、2つ眼、3つ眼】をマンガで見る_0511

マンガイラストが準備できてないことを知らせるイラスト

だいたいこんな話
継母に虐げられている少女が、その悲しみを雌牛に話す。
雌牛は少女に食事をくれて仕事を手伝う。
継母は少女の様子を探るため、自分の1つ眼、2つ眼、3つ眼の娘たちを順に送り込む。
少女は歌を歌って彼女たちを眠らせるが3つ眼娘の3つめの眼のために歌うのを忘れ、秘密を知られる。
継母は雌牛をつぶす。
少女が雌牛のいいつけどおりに骨を植えると、リンゴの木が育つ。
金持ちの男がその木のリンゴを欲しがるが、実を摘めるのは少女だけである。
少女と男は結婚する。

【1つ眼、2つ眼、3つ眼】の話型をマンガで見る

画像1
1:少女(少年)には継母がいる。継母は少女に十分な食事を与えず、牛の群れを世話させ、大量の亜麻を紡がせる。
画像2
2:少女は悲しみを(小さな、色のついた)雌牛(赤い雄牛、名付け親のおばさん)に話す。雌牛は少女に食事をくれて、仕事を手伝う。
画像3
3:継母は少女がなぜ栄養がとれているのかを知りたがり、1つ眼、2つ眼、3つ眼の娘を順に送り込む。少女は歌を歌って娘たちを眠らせる。しかし3つ眼娘の3つ目の眼のために歌うのを忘れ、3つ眼娘は母親に雌牛のことを話す。
画像4
4:継母は雌牛をつぶすことにする。少女が雌牛にこのことを伝えると、雌牛は骨(腸)を植えるように(または肉を食べないように)いう。少女はそのとおりにする。すると木(リンゴの木)が育つ。
画像5
5:金持ちの男がその木に気づき、リンゴを1つ欲しがる。姉たちがリンゴを摘もうとすると、枝が姉たちをひっかく。少女だけがリンゴを摘むことができる。金持ちの男は少女と結婚する。
画像6
6:継母と姉たちは罰せられる。

一部の類話では

画像1
1:別の女が少女の父親と結婚しようとする。女は少女の面倒を見ると約束し、少女に少女の母親を殺すように説得する。(少女が自分の母親に長持ちの中を覗かせて、ふたを母親の首に落とすことで、殺すように説得する。
画像2
2:別の類話では、継母は、牛の秘密を発見した後、燃えている炭を入れて蓋をした穴で少女を殺そうとする。犬が穴の前で少女に警告する。継母は犬を殺し、次の日少女は穴に落ちる。少女は焼き尽くされる。牛が灰をなめると、カモが出てくる。少女の兄が帰ってくると、カモの姿をした少女は、何が起きたかを兄にいう。兄は継母を罰する。

バリエーション

画像1
1:時として、姉が子どもと雌牛の秘密を見つけたとき、子どもと雌牛が逃げることもある。彼らは銅の森と銀の森と金の森を通り、雌牛は子どもに葉を摘まないよう警告するが子どもは背く。銅などの雄牛(オオカミ、ライオン)がやってきて、雌牛と戦う。最後の雄牛が雌牛を打ち負かす。雌牛は死ぬ前に、子どもに、後で役に立つから体のいくつかの部分(角、蹄、皮)を集める(植える)よう指示する。
画像1
1:または、逃亡の後雌牛は死に、天使になって、天国に飛んでいく。

参照:話型 511A、720

データ

話型カテゴリ 魔法昔話>超自然の援助者
話型No. 511
話型タイトル 1つ眼、2つ眼、3つ眼
一般的なタイトル
文献資料など マルティン・モンターヌス(Martin Montanus)の『庭の仲間(Cartengesellschaft)』
日本に類話は? ある

登場者のバリエーション

 

アイテムなどのバリエーション

 

ほかの話型との組み合わせ

300、313、314、314A、403、409、480、510A

※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります

参考文献(出典)

国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所