だいたいこんな話
動物が死んだふりをして、うまく人間の荷物(食料)を手に入れる。
それを見ていた別の動物がまねをするが、怒った人間に殴られる。
それを見ていた別の動物がまねをするが、怒った人間に殴られる。
目次
【魚泥棒】の話型をマンガで見る

1:キツネが死んだふりをしていると、

2:漁師が荷車にぽいと乗せる。

3:キツネは魚をとって逃げる。
それをオオカミが見ていて、
「あいつ、うまいことやったな」と思う。
それをオオカミが見ていて、
「あいつ、うまいことやったな」と思う。

4:こんどはオオカミが死んだふりをしている。

5:漁師は、
「今度はだまされないぞ!」
といってオオカミをぼこぼこにする。
「今度はだまされないぞ!」
といってオオカミをぼこぼこにする。
一部の類話では

1:一匹の動物が、男の気をそらすために死んだふりをする。

2:もう一匹の動物が男の籠を盗む。
参照:話型 56A、56B、56A* 223
データ
話型カテゴリ | 動物昔話>野獣>賢いキツネ(その他の動物) |
話型No. | 1 |
話型タイトル | 魚泥棒 |
一般的なタイトル | |
文献資料など | 1178年『狐物語(Roman de Renart)』 |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
キツネ(野ウサギ、穴ウサギ、コヨーテ、ジャッカル)
オオカミ(熊、キツネ、コヨーテ、ハイエナ)
一匹の動物(穴ウサギ、キツネ)
もう一匹の動物(キツネ、オオカミ)
アイテムなどのバリエーション
魚(チーズ、バター、肉、パン、お金)
もう一匹の動物が男の籠を盗む(籠に穴をあける)
ほかの話型との組み合わせ
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所