だいたいこんな話
物乞いが、自分の貧しさの理由を知るために神のところへ行く。
途中で人や動物や者たちに、神にたずねて欲しい質問を託される。
神は質問に答える。
旅人は帰路で答えを伝え、報酬をもらう。
途中で人や動物や者たちに、神にたずねて欲しい質問を託される。
神は質問に答える。
旅人は帰路で答えを伝え、報酬をもらう。
目次
【神(運命の女神)のところへの旅】の話型をマンガで見る
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1:物乞いが、自分の貧しさの理由を知るために神のところへ旅をする。
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2:旅の途中で主人公は、人や動物や物たちから、神に尋ねて欲しい質問を託される。
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3:※質問:1.オオカミ(ライオン)が、自分はなぜ食べても食べても満腹にならないのか(答え オオカミは愚か者を食べなければならない)。2.木が、自分はなぜこんなに枯れているのか(答え 宝が根の下に埋められている)。3.王が、なぜ戦争で自分の国を大きくできないのか(答え 女王なので、結婚しなくてはならない)。4.何人かの若い女が、なぜ自分たちは結婚できないのか(答え 彼女たちはちりを太陽にぶちまけなければならない)。5.魚が、なぜ自分は川で独りぼっちなのか(答え 誰かを溺れさせるか、呑み込まなければならない)。6.川が、なぜ川の中に生き物がいないのか(答え 誰かを溺れさせなければならない)。
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4:神は質問に答える。旅人は帰路で答えを伝え、報酬をもらう。
一部の類話では
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1:旅人は報酬を拒否する。旅人が家に着いたら富を与えると神が約束したからである。
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2:オオカミは旅人を食べる。旅人はオオカミが今までに会った中で最も愚かだからである。
バリエーション
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1:物乞いが、自分の貧しさの理由を知るために神のところへ旅をする。(神は施し物を1000倍にして返してくれると聞き、自分の身にそれがおきないので神に文句を言いに行く。)
データ
話型カテゴリ | 魔法昔話>超自然の課題 |
話型No. | 460A |
話型タイトル | 神(運命の女神)のところへの旅 |
一般的なタイトル | |
文献資料など | |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
アイテムなどのバリエーション
ほかの話型との組み合わせ
461、1735
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所