だいたいこんな話
3人兄弟が、仕事か妹を探すために、順に出発する。
そして難しい課題を与えられる。
兄たちは失敗して石に変えられる。
弟は指示に従い橋を渡る。
弟は祭壇からパンとワインを取って、超自然の存在のところに持っていく。
弟は褒美をもらい、兄たちは魔法を解かれる。
そして難しい課題を与えられる。
兄たちは失敗して石に変えられる。
弟は指示に従い橋を渡る。
弟は祭壇からパンとワインを取って、超自然の存在のところに持っていく。
弟は褒美をもらい、兄たちは魔法を解かれる。
目次
【異界への橋】の話型をマンガで見る
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1:3人兄弟が、仕事(異界で結婚していなくなった妹)を探すために、順に出発する。
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2:兄弟たちは課題を与えられる。7頭の子馬の世話をし、1日の終わりに、動物の餌の一部を持って帰らなければならない。
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3:兄たちは失敗し(鳥に誘われる、お婆さんに説得されて休む、特定の橋を渡ることに失敗する)、石に変えられる。
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4:末の弟は指示に従い、橋を渡る。
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5:末の弟は不思議な光景を見る。(痩せた牧草地の肥えた牛と青々とした牧草地の痩せた牛、互いにぶつかり合う石、教会に出たり入ったりする動物たちが人間になり、聖餐式に出る。)
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6:弟は祭壇からパンとワインを取って、超自然の存在のところに持っていく。
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7:不思議な光景のことを説明される。(牧草地の牛は、かつて金持ちと貧乏な人間であった。ぶつかり合う石は、言い争っていた人たちで、異界でも争いを続けることを強いられている。教会の動物たちは、天使たち、司祭たち、変身した王子たちである。)
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8:末の弟は褒美をもらい、兄たちの魔法は解かれる。
一部の類話では
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1:一部の類話では、兄弟は超自然の存在(太陽、死神)に付き添わねばらなず、口をきいても気を散らしてもならない。
データ
話型カテゴリ | 魔法昔話>超自然の課題 |
話型No. | 471 |
話型タイトル | 異界への橋 |
一般的なタイトル | |
文献資料など | |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
子馬(雄牛)
アイテムなどのバリエーション
動物の餌の一部(その他の物)
ほかの話型との組み合わせ
470、750B、750*
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所