だいたいこんな話
欲張りがお金を見つけるが、それは別の人がもらう運命にあるという声がする。
欲張りはお金を木に隠し、海に投げ込む。
すると漁師がそれを見つけ、鍛冶屋にやる。
欲張りは見つけた人を訪ねて、自分の話をする。
欲張りは試されるが、お金をそれと知らずに手放し、お金は結局運命づけられた持ち主のところに戻る。
欲張りはお金を木に隠し、海に投げ込む。
すると漁師がそれを見つけ、鍛冶屋にやる。
欲張りは見つけた人を訪ねて、自分の話をする。
欲張りは試されるが、お金をそれと知らずに手放し、お金は結局運命づけられた持ち主のところに戻る。
目次
【運命づけられた宝】の話型をマンガで見る
画像1
1:欲張りが、お金(宝)を見つける。しかしそのお金は別の人がもらう運命にあるという声がする。
画像2
2:欲張りはお金をうろになった木の中に隠し、その木を海に投げ込む(洪水でその木はなくなる)。漁師がその宝を見つけ、それを鍛冶屋にやる(鍛冶屋が働いているときにその宝を見つける)。
画像3
3:元の所有者である欲張りは、見つけた人を訪ねて、自分の話をする。見つけた人は、1つには土が入っていて、1つには骨が入っていて、1つには宝が入っている3つのパイ(小箱)を渡す。
画像4
4:欲張りは外れのパイを選ぶ。その後、新しい持ち主は欲張りにお金を返そうとして、お金を入れたケーキを欲張りに与える。
画像5
5:欲張りは他の品物を買うのにそのケーキで支払い、結局さまざまな出来事を経て、お金は再び運命づけられた持ち主のところに届く。
参照:話型 736、736A、745、841、947、947A、961、961B
データ
話型カテゴリ | 魔法昔話>その他の超自然の昔話 |
話型No. | 745A |
話型タイトル | 運命づけられた宝 |
一般的なタイトル | |
文献資料など | 『ゲスタ・ロマノールム(Desta Romanorum)』 |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
アイテムなどのバリエーション
ほかの話型との組み合わせ
753*、947A
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所