だいたいこんな話
王が3人の娘に、どれほど王のことを愛しているかをたずねる。
2人の姉は高価なものに例えるが、末娘は塩のように愛していると答える。
王は怒って末娘を追放する。
しかしのちに、塩が不可欠なものであることに王は気づく。
2人の姉は高価なものに例えるが、末娘は塩のように愛していると答える。
王は怒って末娘を追放する。
しかしのちに、塩が不可欠なものであることに王は気づく。
目次
【塩のように愛す】の話型をマンガで見る
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1:王が3人の娘に、王のことをどれだけ愛しているかとたずねる。2人の姉は高価な物(甘い物)に自分の愛をたとえる。
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2:末の娘は塩のように王を愛しているという。王はこの言葉に腹を立て、末の娘を追放する。そして2人の姉には褒美を与える。
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3:末の娘は外国で女中として働き、のちにその国の王と結婚する。そして父親を結婚披露宴に招待する。
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4:末の娘は父親に、塩を全く入れていない料理を出す。父親は、塩は不可欠なものであることに気づく。
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5:末の娘は自分の身分を明かす。
参照:話型 510B
データ
話型カテゴリ | 現実的説話(ノヴェラ)>賢い行動と言葉 |
話型No. | 923 |
話型タイトル | 塩のように愛す |
一般的なタイトル | |
文献資料など | シェークスピア(Shakespeare)の『リア王(King Lear) 』 |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
王(金持ちの男)
アイテムなどのバリエーション
高価な物(甘い物)(金、宝石、砂糖、ハチミツ、高価な衣服)
ほかの話型との組み合わせ
510B、875、923A、923B
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所