だいたいこんな話
2つの型がある。
1:鬼がフルートを習いたがる。
男が鬼の指は曲がりすぎているから伸ばさなければならないといって、木の割れ目に鬼の指を挟んでさんざん殴る。
2:男が、城から鬼を追放すると決める。
男は鬼のあごひげを割れ目に挟む。
1:鬼がフルートを習いたがる。
男が鬼の指は曲がりすぎているから伸ばさなければならないといって、木の割れ目に鬼の指を挟んでさんざん殴る。
2:男が、城から鬼を追放すると決める。
男は鬼のあごひげを割れ目に挟む。
目次
【割れ目に挟まれた鬼】の話型をマンガで見る
2つの型がある。
1:
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1:鬼がフルートの演奏を習いたがると、男は、鬼の指は曲がりすぎているから伸ばさなければならないといって、鬼の指を木の割れ目に挟んでさんざん殴る。
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2:鬼は逃げ、男に復讐すると脅す。
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3:次に男が鬼に会ったとき、男は妻の陰部を鬼に見せる。割れ目を見た鬼は逃げる。
2:
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4:男が、鬼に取りつかれた城から鬼を追放すると決める。
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5:男は鬼のあごひげを割れ目に挟む。
画像6
6:時として1のように終わる。
参照:話型 38、151、1095、326、1162
データ
話型カテゴリ | 愚かな鬼(巨人, 悪魔)の話>人が悪魔を出し抜く |
話型No. | 1159 |
話型タイトル | 割れ目に挟まれた鬼 |
一般的なタイトル | |
文献資料など | |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
1:鬼(巨人、悪魔、竜)
男(少年、羊飼い)
2:鬼(悪魔)
あごひげ(指)
割れ目(万力)
アイテムなどのバリエーション
フルート(バイオリン、バグパイプ)
鬼の指は曲がりすぎているから伸ばさなければならない(爪が長すぎるから切らなければならない)
ほかの話型との組み合わせ
特に、1045、1049、1061、1178、
および、38、151、326、330、400、850、1052、1063、1640
※日本に類話のある話型を中心にサイトを構成しているので、記事のない話型があります
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所