だいたいこんな話
愚か者が預言者だと信じた人に、自分がいつ死ぬか教えてくれと頼む。
預言者は、ある出来事がおきたら愚か者は死ぬという。
そしてその出来事がおきたとき、愚か者は、自分が死んだと思う。
そして自分の棺に付き添っている人に、「俺が生きていたときはあの道を通った」と道を教える。
預言者は、ある出来事がおきたら愚か者は死ぬという。
そしてその出来事がおきたとき、愚か者は、自分が死んだと思う。
そして自分の棺に付き添っている人に、「俺が生きていたときはあの道を通った」と道を教える。
目次
【男が死の予言を本気にする】の話型をマンガで見る
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1:愚か者が、自分が座っている木の枝をのこぎりで切っている。すると通りかかった人に「落ちるぞ」といわれる。
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2:本当に落ちたので、愚か者は彼を預言者だと思い、自分がいつ死ぬか教えてくれと頼む。
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3:預言者は、ある出来事が起きたら愚か者は死ぬという。
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4:※ある出来事とは:1.愚か者のロバが3回屁をしたとき 2.愚か者の手足が冷たくなったとき 3.赤い糸が体から出てきたとき 4.その他の兆候
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5:その出来事が起きたとき、愚か者は自分は死んだのだと思う。
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6:愚か者の棺の付添人が、どの道を通ったらいいか言い合っていると、愚か者が起き上がり「おれが生きていたときはいつもあの道を通った」と助言する。
参照:話型 1240
データ
話型カテゴリ | 笑話と小話>愚か者に関する笑話 |
話型No. | 1313A |
話型タイトル | 男が死の予言を本気にする |
一般的なタイトル | |
文献資料など | |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
ロバ(馬)
付添人(通行人)
アイテムなどのバリエーション
赤い糸(それと似たような物)
ほかの話型との組み合わせ
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所