だいたいこんな話
2つの型がある。
1:初めて鏡を見た男が、死んだ父親の顔が見えると思う。
男は鏡を隠しておき、時々それを見ている。
妻が鏡を見つけて手に取ると、若い女が映っている。
妻は嫉妬して夫と喧嘩を始める。
すると修道女が通りかかって鏡を手に取り、女は修道女になったという。
2:愚かな息子が井戸の水に映った自分を見て泥棒だと思う。
母親も同意する。
1:初めて鏡を見た男が、死んだ父親の顔が見えると思う。
男は鏡を隠しておき、時々それを見ている。
妻が鏡を見つけて手に取ると、若い女が映っている。
妻は嫉妬して夫と喧嘩を始める。
すると修道女が通りかかって鏡を手に取り、女は修道女になったという。
2:愚かな息子が井戸の水に映った自分を見て泥棒だと思う。
母親も同意する。
目次
【自分が映っているとわからない】の話型をマンガで見る
2つの型がある。
1:
画像1
1:町で初めて鏡を見た男が、死んだ父親の顔が見えると思う。
画像2
2:男は鏡を買って家に隠しておき、時々それを見て「父親に会う」。
画像3
3:妻がその鏡を見つけて手に取り、映っている自分を、他の若い女だと思う。
画像4
4:妻は男と喧嘩を始める。そこへ修道女が通りかかる。
画像5
5:修道女はその鏡を手に取り、「その女は修道女になった」という。
2:
画像6
6:愚かな息子が、井戸の水に映った自分を見て、泥棒だと思う。
画像7
7:母親は井戸の水を見てそれに同意し、「あんな醜いお婆さんがついているよ」という。
バリエーション
画像1
1:修道女が「女は修道女になった」という(彼らの祖母が鏡を手に取り、「お婆さんしかいない」という)。
画像2
2:さらに多くの人が鏡を見て驚く。そして最後に鏡は壊される。
画像2
2:または、鏡の性質に気づく。
データ
話型カテゴリ | 笑話と小話>愚か者に関する笑話 |
話型No. | 1336A |
話型タイトル | 自分が映っているとわからない |
一般的なタイトル | |
文献資料など | |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
アイテムなどのバリエーション
ほかの話型との組み合わせ
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所