だいたいこんな話
酔った2人がいっしょに歌うことにする。
音頭取りの足が車輪に挟まれ、助けを求めるが、それも歌だと思われて仲間がそれを繰り返す。
音頭取りの足が車輪に挟まれ、助けを求めるが、それも歌だと思われて仲間がそれを繰り返す。
目次
【仲間たちは音頭取りと同じように歌うこと】の話型をマンガで見る
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1:大市(結婚式)から帰る途中の2人の(酔っている)男(夫婦、グループの人たち)がいっしょに歌うことにする。
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2:音頭取りの足が車輪に挟まれる。彼(彼女)は助けを求めて叫ぶが、誰にもわからない。
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3:叫び声は歌の一部だと思われて、仲間がそれを繰り返す。しばしば音頭取りの足は荷馬車が止まる前に折れる。
一部の類話では
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1:ベルベル人の類話では、町から来た教師が山岳地帯の人たちにコーランの祈りを教えることになる。人々は外に立って教師に続いて祈りの言葉を繰り返す。
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2:教師は地面にかがみ、ふだん泥を避けるのに使っている板に額を当てる。教師の鼻が板に挟まる。教師は助けてくれと叫ぶ。
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2:しかし人々はそれを祈りの一部だと思い、熱心にその言葉を繰り返す。
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2:教師は鼻の先が引きちぎれる。教師は人々に、最初にアラビア語を学ばなければいけないと告げて去っていく。
参照:話型 1246、1825D*、1832M*
データ
話型カテゴリ | 笑話と小話>男に関する笑話>愚かな男 |
話型No. | 1694 |
話型タイトル | 仲間たちは音頭取りと同じように歌うこと |
一般的なタイトル | |
文献資料など | |
日本に類話は? | ある |
登場者のバリエーション
アイテムなどのバリエーション
ほかの話型との組み合わせ
参考文献(出典)
国際昔話話型カタログ 分類と文献目録
ハンス=イェルク・ウター 著
加藤耕義 訳
小澤俊夫 日本語版監修
小澤昔ばなし研究所